【高校ラグビー】富山第一 12大会ぶりの初戦突破を逃すも、魂のトライを花園で披露

2023年12月28日 12:40

ラグビー

【高校ラグビー】富山第一 12大会ぶりの初戦突破を逃すも、魂のトライを花園で披露
<京都成章・富山第一> 後半、トライを決め喜ぶ富山第一フィフティーン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校ラグビー1回戦   富山第一12ー72京都成章 ( 2023年12月28日    花園ラグビー場 )】 5大会連続15回目出場の富山第一だが、前回大会ベスト4の京都成章の壁は厚く、12大会ぶりの初戦突破は果たせなかった。
 林昂慶監督は「ディフェンスとキックを中心にチームを作ってきた。バックスからの7種類のキックでエリアを取っていきたい」と自分たちの目指すラグビーを花園で発揮することが大事だと強調。SO中井星舟(3年)を中心に、相手の裏をかくキックで、敵陣に攻め込んだ。

 後半9分にはFW、バックスが一体となった連続攻撃で敵陣に攻め込み、「1回戦から最高の相手と戦える。燃えている」と語ったFb川原田蒼士主将(3年)が切り込み、フォローしたCTB広田拓弥(3年)がトライ。後半27分にはゴール前ラックからのショートキックを拾った川原田がトライに成功。笑顔の主将にスタンドも沸いた。

 林監督が期待していた1年生フランカー・越智伊織はケガのためベンチにも入れず、花園デビューはお預けとなった。スタンドから先輩たちの諦めない姿を見届けた越智ら若い力が、明日の富山第一を築いていく。

 ▼川原田主将 ノーシードの中では1番強いチームとやれて、試合中は楽しんでやろうとチームで声をかけていた。その中で用意してきたプレーでトライを奪えたので良かった。

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