大の里が連敗3で止め9勝!上位挑戦の経験は「無駄にしたくない」家族の前で会心の白星

2024年01月26日 20:40

相撲

大の里が連敗3で止め9勝!上位挑戦の経験は「無駄にしたくない」家族の前で会心の白星
<大相撲初場所13日目>隆の勝(右)を押し出しで破る大の里(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所13日目 ( 2024年1月26日    東京・両国国技館 )】 新入幕の大の里(23=二所ノ関部屋)が隆の勝(29=常盤山部屋)を破って9勝目を挙げた。
 立ち合い胸から当たった大の里が隆の勝の右喉輪を下から跳ね上げて右を差すと、前に圧力をかけ続けて一気に押し出した。4日ぶりの会心の白星に「落ち着いていけてよかった」と胸をなで下ろした。

 10日目からは関脇・琴ノ若、大関・豊昇龍、横綱・照ノ富士と上位陣に挑み続けて3連敗。新入幕としては14年秋場所の逸ノ城以来史上10人目の横綱戦も組まれたが、金星獲得はならなかった。「憧れの場所だったので、まさか自分がそこで相撲を取れるとは思ってなかった」と貴重な経験に。初土俵からわずか5場所目の若武者は「反省というか、無駄にしたくない。毎回あの時間で取れるようなお相撲さんになりたい」と糧にすることを誓った。

 この日は、地元の石川県津幡町から家族が初めて国技館へ応援に駆けつけた。「家族の前で、幕内の土俵で勝った姿を見せられてよかったです」。家族に白星を届け、目標としていた2桁勝利に王手をかけた。

おすすめテーマ

2024年01月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム