テーラーメイド新1Wは〝10K〟で飛ばす

2024年01月26日 05:00

ゴルフ

テーラーメイド新1Wは〝10K〟で飛ばす
テーラーメイドの新商品発表会に出席した清本美波(左から2人目)と永峰咲希(同3人目) Photo By 提供写真
 テーラーメイドは「Qi10シリーズ」の1W「Qi10 MAX ドライバー」を2月2日から発売する。カーボンウッドの可能性をさらに追求し、慣性モーメント(MOI)1万を意味する「10K」を達成。アマチュアゴルファーからトッププレーヤーに至るまで多くのプレーヤーが求める飛びと直進性、正確性の高さに貢献している。
 慣性モーメントは物質の回転運動に対しての抵抗力を示した数値で、ゴルファーにとっては、インパクト時の安定感ややさしさを図る上で大切な指標となる。「10K」は1Wの上下方向と左右方向の慣性モーメントの合計値が1万であることを示している。この数字が、やさしさの新世界基準となった。

 カーボンウッド第3世代となる「Qi10シリーズ」は、軽量の「60層カーボンツイストフェース」を搭載。部分的にフェース面の肉厚を変えて、広い範囲で反発性能を高めると同時に新開発のフレームとの相乗効果で、フェース広範囲でのエネルギー伝達効率が向上し、ボール初速アップに貢献している。

 クラウンの面積を97%カーボンで構築した「インフィニティカーボンクラウン」は、余剰重量を生み出し、新しいヘッド形状やヘッド内部に重量を再配分することで高い慣性モーメントを実現した。

 「Qi10 MAX」のヘッドサイズはルール上限まで後方に伸ばしたことで見た目のやさしさと寛容性が向上。ヘッドに合わせた重量配分を行うことで、最適な重心位置を確保しながらヘッド全体の慣性モーメントを高めている。

 寛容性、直進性、ヘッドサイズともMAXレベルを実現したことで、テーラーメイド史上、もっともやさしい1Wが誕生した。

 「Qi10シリーズ」の1Wは他に、オーソドックスな形状ながらもさらなる軽量化でやさしく飛ばせる「Qi10 ドライバー」、弾道調整機能を搭載し低スピンで飛ばせる「Qi10 LS ドライバー」も同時発売となる。

 10日に都内で行われた新製品発表会には、ツアー通算2勝の永峰咲希(28=ニトリ)と昨年のプロテストでトップ合格を果たした清本美波(18=ジェイテクト)が参加。「Qi10 MAX」を使っている永峰は「飛距離も伸びていて曲がらない。ヘッドが大きくなったが、いつも通り構えられて据わりがいい。フェースが青になって締まり感もある。ボールも上がりやすいので、1Wに苦手意識がある人は慣性モーメントを体感できると思います」と語った。「Qi10 LS」を試している清本は「ボールが吹き上がったり、ヘッドスピードが速くてボールがばらつく人にはオススメです」とPRしていた。

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