早田ひな、シングルス連覇へ8強進出 パリ五輪代表は既に確定

2024年01月26日 15:50

卓球

早田ひな、シングルス連覇へ8強進出 パリ五輪代表は既に確定
<卓球全日本選手権第5日>女子シングルス4回戦に臨む早田ひな(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【卓球・全日本選手権第5日 ( 2024年1月26日    東京体育館 )】 女子シングルスで2年連続3度目の優勝を狙う早田ひな(日本生命)が6回戦で芝田沙季(ミキハウス)と対戦し4―1で勝ち、27日の準々決勝に進んだ。
 圧勝だった4回戦、5回戦とは様相が違った。なかなかラリーで主導権を握れず、大きなリードを奪えなかった。

 第1ゲームはミスが相次ぎリードを許しながら11―7で先取したものの、第2ゲームも波に乗り切れず6―11で今大会初めてゲームを失った。

 第3ゲーム以降も苦しい展開。先にゲームポイントを握りながら同点に追いつかれ15―13で振り切った。第4ゲームもジュースの末に12―10で際どい勝負をものにした。そして第5ゲームは11―5で奪い、難敵を退けた。

 早田はパリ五輪選考レースで首位を独走し、出場を確実にしている。全日本選手権では昨年、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスの三冠を達成したが、今年はシングルスのみにエントリー。この日から登場し、4回戦で竹前裕美子(エクセディ)、5回戦で原芽衣(大阪・四天王寺高)をストレートで下し勝ち上がった。

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