元幕内・伯桜鵬が幕下5枚目で6勝「稽古のバケモノになりたい」1場所での関取復帰へ前進

2024年01月26日 21:00

相撲

元幕内・伯桜鵬が幕下5枚目で6勝「稽古のバケモノになりたい」1場所での関取復帰へ前進
<大相撲初場所13日目>千代丸を破り、勝ち名乗りを受ける伯桜鵬(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所13日目 ( 2024年1月26日    東京・両国国技館 )】 左肩手術から3場所ぶりに復帰した西幕下5枚目の元幕内・伯桜鵬(20=宮城野部屋)が十両・千代丸(32=九重部屋)を破って6勝目を挙げた。
 左おっつけから左を差して右上手を引くと、相手の出方を伺って動きが止まること30秒。千代丸が左下手を放して押しに変えようとしたところを、伯桜鵬が引き付けて前に出て最後は腰を落として寄り切った。「組んでしまったけど落ち着いていけた」と冷静に振り返った。

 復帰場所を取り終え「なんとか7番やり切れてよかった」と少しホッとした表情を見せた。場所前に目標として掲げていた7戦全勝優勝が果たせず「相撲内容は0点でした。全勝優勝したかったのでダメです」と反省。それでも6勝1敗の好成績を挙げ「場所前の稽古が不十分な中、出場の許可を出してくれた師匠(宮城野親方=元横綱・白鵬)に感謝したい」と話した。

 西幕下5枚目で6勝1敗。幕下上位と十両下位の成績次第ではあるが、伯桜鵬の再十両昇進の可能性は高いと考えられる。幕内復帰、そしてさらに上を目指していく今後へ向け「稽古するしかない。師匠のまねをして、稽古の鬼になってバケモノになりたい」と決意を語った。

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