小野沢ジュニアの謙真がラグビー高校日本代表入りをアピール 父は歴代3位通算81キャップの宏時氏

2024年01月26日 20:10

ラグビー

小野沢ジュニアの謙真がラグビー高校日本代表入りをアピール 父は歴代3位通算81キャップの宏時氏
高校日本代表のセレクションマッチでチームブロッサムの先制トライを挙げるなど活躍したWTB小野沢謙真。左奥は日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ Photo By スポニチ
 ラグビー高校日本代表の選考合宿が26日、東京都多摩市の国士舘大多摩キャンパスで行われ、3月のイタリア遠征に向けたセレクションマッチを実施。日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、63)も視察に訪れる中、歴代3位の通算81キャップを誇る小野沢宏時氏(45)を父に持つWTB謙真(静岡聖光学院3年)が先制トライを挙げるなどアピールした。
 父は03、07、11年とW杯3大会に連続出場し、全大会でトライをマーク。抜群のスピードとともに、相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)するランニングスキルから「うなぎステップ」の代名詞で知られる名ウイングだった。同じように抜群のスピードとステップワークを披露した謙真も、「自分にとっては大きな舞台で、トライを取れて凄くうれしい」と白い歯をこぼした。

 サントリー(現東京SG)でも指揮を執っていたジョーンズHCとは、00~14年に所属していた父を通じて何度も会ったことがあるが、幼少時代ということもあり、それほど強い印象はないという。それでも宏時氏からは「エディーさんは“ザワはいつもいい準備ネ”と言って父を評価していたと聞いている。僕もまだまだ足りないが、いい準備をしていきたい」と話した。

 将来的な夢は日本代表入りだが、高校日本代表入りを果たし、イタリア遠征への参加することが当面の目標。4月からは慶大に入学予定で、一歩一歩階段を上り、偉大な父の背中を追う。

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