琴ノ若 照ノ富士との優勝決定戦に敗れ涙「負けは負け。悔しいです」 大関昇進確実も喜びの表情なし

2024年01月28日 18:53

相撲

琴ノ若 照ノ富士との優勝決定戦に敗れ涙「負けは負け。悔しいです」 大関昇進確実も喜びの表情なし
<大相撲初場所千秋楽>優勝決定戦、照ノ富士(右)に寄り切りで敗れ、悔しそうに土俵に戻る琴ノ若(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所千秋楽 ( 2024年1月26日    東京・両国国技館 )】 大相撲初場所は28日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、関脇の琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)は横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)との優勝決定戦に寄り切りで敗れ、悲願の初優勝には届かなかった。それでも13勝2敗で、大関昇進目安とされる直近3場所合計33勝をクリア。番付編成を担う審判部が昇進を諮る臨時理事会の招集を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、受諾された。
 惜しくも優勝を逃した琴ノ若は支度部屋で心境を問われると、約1分間の沈黙。その後「悔しいです」と言葉を絞り出すと、右目から涙が一筋流れた。続けて「負けは負けなので、こればかりは結果が全てだと思います。まだまだなので来場所に向けてやるしかないと思います」と話した。

 大関昇進が決まったことを聞かれると「やるしかないのでしっかり精進します」とコメント。横綱に勝つためには?との質問には「やれることを全部やっていきます」と答えた。

 大関昇進については支度部屋のテレビで知るも、喜ぶ様子は一切なく、優勝を逃した悔しさのみという雰囲気だった。

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