水戸龍 単独首位で十両V王手「今ではあんなに強くなって…」小学生時代から知る伯桜鵬に完勝

2024年03月24日 06:03

相撲

水戸龍 単独首位で十両V王手「今ではあんなに強くなって…」小学生時代から知る伯桜鵬に完勝
寄り切りで水戸龍(左)が伯桜鵬を破る(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所14日目 ( 2024年3月23日    エディオンアリーナ大阪 )】 十両単独首位の水戸龍(29=錦戸部屋)が伯桜鵬(20=宮城野部屋)を下して3敗を守り、優勝に王手をかけた。
 立ち合い左で張って右四つ左上手でつかまえると、胸を合わせて一気に前に出て寄り切り。「相手は良い動きの相撲を取るから、速く出るしかない」と体重196キロの巨体を生かした力強い速攻で勝負を決めた。

 伯桜鵬は鳥取城北高の9年後輩にあたる。水戸龍が高校生だった頃、当時小学生の伯桜鵬が高校の稽古に参加したことがあったという。「その時から出し投げとかうまくて“金の卵じゃん!”と思っていた。今ではあんなに強くなって…自分が尊敬しちゃうぐらい」。後輩の実力を認めながらも、プロの土俵で久々に再会した初対戦では先輩の貫禄を示した。

 単独首位の3敗を守り、十両優勝に王手。千秋楽、先に土俵に上がる4敗の欧勝馬(26=鳴戸部屋)と大翔鵬(29=追手風部屋)がともに敗れれば、その時点で水戸龍の優勝が決まる。水戸龍が碧山(37=春日野部屋)に勝てば、2人の勝敗にかかわらず優勝。4敗勢のどちらかまたは両者が勝ち、水戸龍が敗れた場合は優勝決定戦にもつれ込む。
 水戸龍は「明日の一番で終わりだからそれ以上は嫌。負けたらめんどくさい」と、決定戦にもつれ込むことなく一発で優勝を決める覚悟を口にした。

おすすめテーマ

2024年03月24日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });