北ハリ磨 史上最多タイ9度目の十両昇進場所は4勝11敗 幕下陥落確実も、新記録10度目昇進へ意欲

2024年03月24日 16:01

相撲

北ハリ磨 史上最多タイ9度目の十両昇進場所は4勝11敗 幕下陥落確実も、新記録10度目昇進へ意欲
北ハリ磨 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所千秋楽 ( 2024年3月24日    エディオンアリーナ大阪 )】 史上最多タイ9度目の十両昇進をご当所でかなえた兵庫県たつの市出身、東十両14枚目の北ハリ磨(37=山響部屋)が西幕下筆頭の天照鵬(21=宮城野部屋)に突き落とされ、4勝11敗で20年秋場所以来の十両の土俵を終えた。
 幕下時代の1場所7番と違い、3年半ぶりの15日間の土俵。その最後の一番でも、若々しい取り口を展開した。当たって押し込まれたが突き合って反撃開始。時計回りに回り込んでさらに突っ張ってはいなした。その後、左を突ききれずに前のめりにバランスを崩したところを突き落とされた。

 「いい場所になりました。やりがいは何倍もありました」。取組後の風呂上がり。東の支度部屋で笑顔で振り返った。

 励みは取組前の土俵で浴びた声援だったという。「毎日鳥肌が立つような経験でした」。5月12日初日の夏場所(東京・両国国技館)では幕下陥落が確実だが、「関取に戻れるよう、また頑張ります」。9度の十両昇進は元十両・希善龍と並ぶ。名古屋場所以降、再び十両へ返り咲けば10度目で史上最多を更新する。「それを目指してやります」。37歳は迷いのない表情で言った。

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