早田ひな「ここがリベンジする場」平野美宇とのパリ五輪代表対決制した！日本生命の2季ぶり5度目Vに貢献

2024年03月24日 17:16

卓球

早田ひな「ここがリベンジする場」平野美宇とのパリ五輪代表対決制した！日本生命の2季ぶり5度目Vに貢献 — Tリーグプレーオフ決勝の第3試合で平野（手前）と対戦する早田 Photo By スポニチ

【ノジマTリーグプレーオフ女子決勝（ 2024年3月24日代々木第2体育館）】年間王者を決める女子プレーオフ（PO）の決勝が行われ、レギュラーシーズン2位の日本生命が同1位の神奈川に3―0で勝利し、2季ぶり5度目の優勝を飾った。

　ダブルスの第1試合で笹尾明日香、麻生麗名組が躍動。今年の全日本覇者、木原美悠、長崎美柚組を2―1で撃破すると、続く第2試合ではソン・メイヨウがシーズンMVPでパリ五輪代表の15歳・張本美和に3―1で勝利した。

　第3試合に登場したのはエース早田ひな。平野美宇とのパリ五輪シングルス代表同士の一戦は、第1ゲームを11―8で制すると、第2ゲームは13―11で競り勝つ。第3ゲームは3―11と圧倒されたが、第4ゲームは11―6。強さを示して歓喜の瞬間を迎えた。

　「（平野に）シンガポールスマッシュで負けていて、ここがリベンジする場だった。いつ以上に気を引き締めて戦った。3―0で勝てて、チームとしても3―0で勝てて良かった」

　2月の世界選手権後に体調を崩し、3月のシンガポールスマッシュでは1回戦で平野にストレート負けを喫した。100％の状態ではなかったが「それも実力」と完敗を受け止めた。厳しい日程の中でも前を向き、帰国してから状態を上げてきた。

　プレーオフは前日の準決勝から3戦全勝。昨季の決勝で2―3と競り負けた神奈川にもリベンジを果たし、日本生命の王座奪還に貢献した。