歴史的優勝の尊富士 前日のケガで「頭真っ白」も… 奮い立った横綱・照ノ富士の言葉明かす

2024年03月24日 22:36

相撲

歴史的優勝の尊富士 前日のケガで「頭真っ白」も… 奮い立った横綱・照ノ富士の言葉明かす
<大相撲春場所千秋楽>祝勝会が行われるホテルで照ノ富士(左)から水をつけられる尊富士(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 大相撲春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝を果たした東前頭17枚目の尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)が24日、NHK「サンデースポーツ」(日曜後9・50)に中継で出演。同じ部屋の横綱・照ノ富士からかけられた言葉を明かした。
 尊富士はこの日、西前頭6枚目の豪ノ山(25=武隈部屋)に勝って13勝2敗で初優勝。前日の朝乃山戦で右足首を負傷し、出場も危ぶまれた中での強行出場で気迫の一番を見せた。新入幕優勝は1914年(大正3年)夏場所の両国以来110年ぶりの歴史的快挙。初土俵から所要10場所目での優勝は両国の11場所目を抜く史上最速となった。

 紋付姿で出演し、「いやあ、ほんとに夢のまた夢を見ているような感じでうれしく思います」とうれしそう。

 記録ずくめの優勝に「15日間(土俵に)立つことが相撲人生の目標であったし、その中でこうやっていろんな記録を打ち立てられて、ほんとにほんとに幸せな気持ちです」とかみしめた。

 前日に足首をケガするアクシデントに見舞われ「頭が真っ白になって、(千秋楽)出られないんじゃないかと思いました」。

 それでも、部屋頭で尊敬する横綱・照ノ富士からの一言に奮い立ったという。「自分自身ではできる状態ではなかったんですが、横綱が会いに来てくださって。『お前ならできるぞ、お前は自分で記録じゃなくて記憶に残したいんだろ。明日出たら記憶に残るぞ』と。横綱のおかげでこうして優勝できたと思っています」と感謝した。

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