巨人・岡本和真 待望の今季初アーチ&初打点 今季11試合44打席目 後輩・村上の初勝利打ち砕く

2023年04月12日 20:14

野球

巨人・岡本和真 待望の今季初アーチ&初打点 今季11試合44打席目 後輩・村上の初勝利打ち砕く
<巨・神>8回、岡本和は同点に追いつく本塁打を放つ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年4月12日    東京D )】 巨人の岡本和真内野手(26)が12日の阪神戦(東京D)で開幕11試合44打席目にして待望の今季初アーチをかけた。
 開幕から11試合連続「4番・三塁」で先発出場。0―1で迎えた8回だった。先頭で入った第3打席。この回からマウンドに上がった2番手右腕・石井の初球だった。外寄りの148キロ直球を叩くと、打球はそのまま左中間スタンドに吸い込まれた。

 巨人打線は7回まで岡本和にとって智弁学園(奈良)時代の2年後輩にあたる相手先発右腕・村上に完全投球を許し、岡本和自身も空振り三振、二邪飛に倒れていた。その村上が完全投球のまま降板。村上にはプロ3年目での初勝利が懸かっていたが、それを先輩の意地が打ち砕いた。

 岡本和は侍ジャパンが14年ぶりの優勝を果たした3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では主に「6番・一塁」として出場し、米国との決勝戦では貴重な追加点となる2号ソロを放つなど活躍。3月31日のセ・リーグ開幕後はすでに3度の猛打賞をマークしているが、試合前まで開幕10試合41打席ノーアーチで打点もなかった。

 村上は智弁学園時代の2学年後輩。岡本和が3年時に春夏連続で甲子園に出場した際、当時1年生だった村上も夏にベンチ入りしていた。2014年8月15日の1回戦・明徳義塾(高知)戦では4―10で敗戦。「3番・一塁」で先発出場した岡本和は7回途中から3番手で登板し、8回途中から岡本和に代わって村上がマウンドに上がった。村上は3年春に再び甲子園に出場して決勝で高松商(香川)を下し、優勝を果たした。

 ▼岡本和 投手陣が頑張ってくれているなか、相手に流れがいっていたので、何とか先頭で出塁しようと思った結果が最高の形になって良かったです。この後も勝ち越せるように頑張ります。

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