巨人・メンデス 負傷交代で来日初勝利ならず 6回1失点好投も打線が6回まで村上に完全許す

2023年04月12日 19:54

野球

巨人・メンデス 負傷交代で来日初勝利ならず 6回1失点好投も打線が6回まで村上に完全許す
<巨・神>7回、突然不調を訴えベンチへ戻るメンデス (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年4月12日    東京D )】 巨人の新助っ人、ヨアンデル・メンデス投手(28)が阪神戦(東京D)で来日2度目の先発登板。6回まで3安打1失点と好投するも7回途中に右足を痛めて負傷降板し、来日初勝利はまたもお預けとなった。
 来日初登板初先発となった5日のDeNA戦(横浜)では6回途中5安打2失点と好投したが、打線が今季初の零敗を喫して初黒星。そこから中6日でのマウンドとなったこの日は初回を3者凡退で立ち上がると、その後も危なげない投球で序盤を終了した。

 だが、0―0のまま迎えた4回だった。先頭の3番・ノイジーに投じた初球。内角への145キロ直球を左翼スタンド上段に運ばれ、先制を許した。左翼を守る梶谷も打球を追わず。打った瞬間それと分かる当たりだった。

 それでも失点はそれだけ。援護を待ったメンデスだったが、味方打線は2年ぶり3度目の先発登板となった相手右腕・村上に6回まで完全投球を許す苦しい展開となった。

 そして、0―1のまま迎えた7回、先頭の5番・佐藤輝に初球を投じた直後、メンデスの体に異変が生じた。右足を痛めたようで、駆け付けたトレーナーとともにベンチへ下がり、そのまま降板となった。直前の6回裏攻撃で2死走者なしから打席に入り、二ゴロを打った際に一塁まで全力疾走していたメンデス。その影響があったかは不明だが、無念の降板となった。

 メンデスの投球内容は6回0/3で打者22人に対して91球を投げ、3安打1失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は151キロだった。

 ▼メンデス 良い打者がそろっている中で、出来ることを全力でやりました。途中降板という形になりましたが、最低限の役割はできたと思います。

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