巨人 岡本和の劇的同点弾も空砲 今季初の延長戦で敗れて連勝ならず 村上に7回まで完全許す

2023年04月12日 21:25

野球

巨人 岡本和の劇的同点弾も空砲 今季初の延長戦で敗れて連勝ならず 村上に7回まで完全許す
<巨・神>8回、岡本和は同点に追いつく本塁打を放つ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2023年4月12日    東京D )】 巨人が阪神との伝統の一戦第2ラウンドで延長戦の末に1点差負け。5連敗のあとの連勝を逃し、借金が再び今季最多タイの3となった。
 1―1で迎えた延長10回だった。この回から登板した5番手右腕・田中豊が先頭・木浪を四球で歩かせ、大城卓の捕逸と梅野の犠打で1死三塁のピンチ。ここでマウンドは6番手左腕・高梨にスイッチしたが、近本に左前適時打され、これが決勝点となった。

 苦しい試合展開から一度は追いついた。プロ3年目で初勝利を目指した相手先発右腕・村上に7回まで完全投球を許したものの、0―1で迎えた8回、主砲の岡本和がこの回から登板した2番手右腕・石井の代わりバナとなった初球、外寄りの148キロ直球をを左中間スタンドに叩き込んだ。

 岡本和は智弁学園(奈良)時代の2年後輩にあたる村上に空振り三振、二邪飛に打ち取られていたが、完全投球のまま降板した村上のプロ初勝利を打ち砕く開幕から11試合44打席目の今季初本塁打、初打点。主砲の意地の一発で1―1として迎えた9回には、中9日と登板間隔の開いた守護神・大勢が2四球と自らの失策などでピンチを招くも2死満塁から代打・島田を空振り三振に仕留めて無失点。1―1のまま今季初の延長戦に突入したが、勝利をつかむことはできなかった。

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