楽天が“天敵”のオリックス・田嶋をまたしても攻略できず5連敗…石井監督は「チーム一丸でやっていく」

2023年04月12日 22:40

野球

楽天が“天敵”のオリックス・田嶋をまたしても攻略できず5連敗…石井監督は「チーム一丸でやっていく」
<楽・オ>終了の瞬間、下を向く石井監督(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天2―7オリックス ( 2023年4月12日    楽天モバイルパーク )】 楽天が本拠地でオリックスに敗れ、今季初の5連敗を喫した。
 相手先発は天敵・田嶋だった。今季初対戦で苦手意識を払拭したいところだったが、6回1/3を5安打1得点と攻略しきれなかった。投げては、先発の早川が初回に2本の本塁打を浴びていきなり3失点。4回にも味方失策が絡んで1点を失い、5回8安打4失点(自責3)で降板となった。8回には今季初登板となった西垣が1死二、三塁のピンチを招くと、頓宮への頭部死球で危険球退場に。弓削が緊急登板したが、この回に3点を失って勝負が決した。

 田嶋には21年9月16日から対楽天戦で8連勝を許し、チームとして3カード連続で負け越しを喫した。10試合を経過した時点で借金4の5位。最下位・日本ハムも0・5ゲーム差で迫っており、厳しい状況が続いている。

 打線は好機で1本が出ない状況を打開するきっかけを見いだせずに苦しんでいる。13併殺は両リーグワースト。浅村(打率・129)、島内(打率・143)、阿部(打率・107)と、打線のけん引役として期待されている主力がこぞって不振にあえいでいることがスタートダッシュに失敗した大きな要因となっている。
 
 以下、石井監督の一問一答。
 
 ―先発の早川は初回に3失点。
 彼に背負わせるのは違うけど、チームが苦しい状況だからこそ、最初からしっかりと1球目から入ってもらえれば良かったんですけど。ボールが高くて、なかなかコントロールできていなかった。
 
 ―田嶋を打ちあぐねた。
 全体的に後手に回るところがあった。しっかり選手と、どういうところが今こういう現状になっているのか、どういう部分あネガティブなポイントなのか、しっかりと精査して次の試合に臨みたい。

 ―連敗中だが。
 10試合が終わって4つ負け越していますけど、そこを掘って悪い方には進めたくないので。10試合を消化して、さあここからというところでチーム一丸となってやっていかないといけない。
 
 ▼早川 与えてはいけない先制点をとられてしまった。次回登板までの調整に生かしたいと思います。
 ▼後藤打撃コーチ チャンスはつくれているので、そこで有効な一打が出せるかどうか。こちらから積極的に仕掛けていかないといけない。併殺は勝負を仕掛けにいった結果なので、攻める姿勢を変えてはいけない。

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