巨人・岡本和真「相変わらずコントロールが良かったです」と後輩・村上称える 甲子園では継投も

2023年04月12日 22:09

野球

巨人・岡本和真「相変わらずコントロールが良かったです」と後輩・村上称える 甲子園では継投も
<巨・神>8回、岡本和は同点に追いつく本塁打を放つ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2023年4月12日    東京D )】 巨人の主砲・岡本和真内野手(26)が智弁学園(奈良)時代の2年後輩にあたる阪神先発右腕・村上頌樹投手(24)に“脱帽”した。
 巨人打線は2年ぶり3度目の先発登板でプロ初勝利を目指した村上に7回まで完全投球を許し、岡本和自身も2回の第1打席で148キロの高め直球に空振り三振を喫したあと、5回の第2打席では外角高めの146キロ直球に二邪飛。だが、その村上に8回、代打・原口が出て、完全投球のまま降板となった。

 すると、0―1で迎えたその裏だった。先頭で入った第3打席。岡本和はこの回からマウンドに上がった2番手右腕・石井の初球、外寄りの148キロ直球を叩くと、打球はそのまま左中間スタンドに吸い込まれた。開幕11試合44打席目にして待望の今季初アーチ、初打点。高校時代、ともに甲子園出場を果たした後輩のプロ初勝利を一瞬で打ち砕いた。

 チームは延長10回の末に敗戦。試合後、岡本和は「負けたら意味がないので、明日勝てるように頑張ります」としたうえで、村上については「相変わらずコントロールが良かったです。ストレートも特徴があり、丁寧に投げてきた印象です」と素直に称えた。

 村上は智弁学園時代の2学年後輩。岡本和が3年時に春夏連続で甲子園に出場した際、当時1年生だった村上も夏にベンチ入りしていた。2014年8月15日の1回戦・明徳義塾(高知)戦では4―10で敗戦。「3番・一塁」で先発出場した岡本和は7回途中から3番手で登板し、8回途中から岡本和に代わって村上がマウンドに上がった。村上は3年春に再び甲子園に出場して決勝で高松商(香川)を下し、優勝を果たした。

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