宮津天橋サヨナラ発進 昨秋は連合で異例8強→1年生大量入部 単独出場の夏も快進撃だ

2023年07月12日 19:30

野球

宮津天橋サヨナラ発進 昨秋は連合で異例8強→1年生大量入部 単独出場の夏も快進撃だ
サヨナラ適時打を決めた宮津天橋・藤原諒耶(りょうや=2年) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権京都大会2回戦   宮津天橋5―4同志社国際 ( 2023年7月12日    太陽が丘 )】 宮津天橋が延長タイブレークを制し、サヨナラ勝ちで同志社国際を下した。
 1点劣勢で迎えた10回裏の攻撃だ。同点に追いつき、なおも1死満塁で3番・藤原諒耶(りょうや=2年)が右越えのサヨナラ打を放った。

 「ヘルメットをかぶっている感覚もなかったくらい緊張していました。でも、打てのサインで気持ちが入りました」

 昨秋の府大会は丹後緑風との連合チームとして8強入り。京都外大西、福知山成美などの実力校を倒す快進撃を見せた。そして、連合チームでは異例と言える京都府高野連の21世紀枠推薦校にも選ばれた。主将の今井琢己(3年)は「練習できたのは、両校の保護者の方々が送迎してくれたおかげ」と当時を振り返る。

 秋の快進撃の影響で新1年生16人が入部し、今夏は単独での出場が可能となった。平日は個人練習のみだったチームが一転、タイブレークを想定した実戦練習などに時間を割けるようになった。そして、夏初戦の劇勝となって実を結んだ。守本尚史監督は「ああいうケースをたくさん練習してきたので、思い切ってプレーできました」と勝因を挙げた。

 大会直前の今月2日には、丹後緑風と練習試合を行い、健闘を誓い合った。その丹後緑風は初戦敗退。今井主将は「ここからは丹後緑風の分も頑張ります」と単独出場での快進撃を思い描いた。

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