エンゼルス・大谷のバレロ代理人 「Come to」コール「これからどの球場に行ってもあるのでは?」

2023年07月13日 02:30

野球

エンゼルス・大谷のバレロ代理人 「Come to」コール「これからどの球場に行ってもあるのでは?」
バレロ代理人 Photo By スポニチ
 【オールスター・ゲーム   ア・リーグ2ー3ナ・リーグ ( 2023年7月11日    シアトル )】 「Come to Seattle」の大合唱に、大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏(60)はうれしそうに口を開いた。
 「これからどの球場に行っても、こういうコールがあるのではないだろうか?“Come to Oakland”とか“Come to Cleveland”とか。彼は今季後にFAだからね」

 エ軍は前半戦を借金1の地区4位で終え、9年ぶりのポストシーズン進出へ崖っ縁。8月1日(日本時間2日)のトレード期限を控え、現地では大谷の移籍に関する報道も再燃している一方、このオフに大谷が結ぶ契約総額は史上最高の6億ドル(約840億円)とも予想され、ファンの強い関心が寄せられていることも感じ取っていた。前日は大谷のブルペン投球後に一部で湧き起こったコールが、この日は右翼席から球場全体に広がり「ウエーブのように広がっていった。驚いたし、凄かった」と興奮が止まらない様子だった。

 現役最多410セーブのレッドソックス・ジャンセンも同様に、ファンの大合唱が全米に広がると予想する一人だ。「これからドジャースタジアムでも、きっとファンは同じことをするだろう。ヤンキースタジアムでも、ボストンでもそう。彼は史上最高の選手だから」。練習中には大谷に近づき、互いの背を比べるなど初めての会話を楽しんだ。「誰もが大谷の移籍先に興味がある。僕も大谷とチームメートになりたい」と真顔で話した。

 バレロ氏は「個人的な意見だけど」と前置きした上で「シアトルの町は天候もいいし、美しいし、過ごしやすい」と好印象を口にした。後半戦は残り71試合。敵地では33試合で計11球団と対戦する。全米各地からの「Come to」コールと同時に、大谷のFA狂騒曲も加速していきそうだ。 (柳原 直之)

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