東京学館浦安・谷佳亮 快勝発進も反省「緊張」5の0 父は元巨人・佳知氏、母は柔道メダリスト亮子氏

2023年07月13日 05:00

野球

東京学館浦安・谷佳亮 快勝発進も反省「緊張」5の0 父は元巨人・佳知氏、母は柔道メダリスト亮子氏
<東京学館浦安・桜林>試合後、母・亮子さん、父・佳知さんと笑顔を見せる東京学館浦安・谷 佳亮(撮影・田中 さくら) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権千葉大会2回戦   東京学館浦安9―3桜林 ( 2023年7月12日    柏の葉 )】 東京学館浦安の谷佳亮(3年)にとって、ほろ苦い夏のスタートとなった。チームは初戦を快勝したが、「1番・右翼」として5打数無安打1四球。試合後は反省とともに、晴れ舞台を振り返った。
 「非常に緊張していました。バッティングの見極めができていなかったと思います」

 夏の大会はこの日が初出場。4回の第3打席は四球で出塁し生還した。7回の第5打席は好守に阻まれての投ゴロも、次戦に期待を抱かせる内容だった。

 父はオリックスや巨人で活躍し、アトランタ五輪では銀メダルを獲得した佳知氏。母は柔道女子48キロ級で00年シドニー五輪、04年アテネ五輪の金メダリスト・亮子氏というサラブレッドだ。父は「楽しんでやってくれるのが一番」と優しいまなざしを向けた。

 小学3年から中学2年までアイスホッケーをしており、小学6年時に全国制覇。米国でプロになることを夢見ていたが、コロナ禍で断念した。「野球を始めて父は偉大な存在と思った」。将来は父と同じプロの道に進むことが新たな夢だ。(田中 さくら)

 ◇谷 佳亮(たに・よしあき)2005年(平17)12月31日生まれ、兵庫県出身の17歳。西原小3年時にアイスホッケーを始め、6年時に全国制覇。上原中2年まで続けたが、高校から野球を始め、高校2年の秋からベンチ入り。憧れの選手はヤクルト・山田。1メートル74、68キロ。50メートル走6秒1。遠投89メートル。左投げ左打ち。

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