巨人 延長11回に一挙5失点惨敗 広島と2・5差に 戸郷、中5日で7回1失点力投も打線が12残塁

2023年07月13日 21:57

野球

巨人 延長11回に一挙5失点惨敗 広島と2・5差に 戸郷、中5日で7回1失点力投も打線が12残塁
<巨・広>11回、秋山のバントに飛びついた大江だったが間に合わず安打となる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―6広島 ( 2023年7月13日    東京D )】 4位・巨人は今季11度目となる延長戦の末、広島に敗れて2連敗。貯金が1に減り、3位・広島と2・5ゲーム差に開いた。
 1―1で迎えた延長11回だった。この回から登板した5番手右腕・ビーディが前夜も死球を与えた先頭・上本に再び死球を与え、野間に左前打されて無死一、二塁。ピンチを招いて降板した。

 ここでリリーフした6番手左腕・大江は秋山の送りバントを内野安打とされて無死満塁。松山は併殺打に打ち取ったが、この2死二、三塁で坂倉に中前へ2点適時打を打たれ勝ち越されると、さらに2死満塁のピンチを招いて降板。7番手右腕・三上が堂林に左中間へ走者一掃の3点適時二塁打を打たれ、この回一挙5失点した。

 巨人は4回、吉川の犠飛で先制。だが、今季2度目の中5日登板となった先発右腕・戸郷が6回に3安打を集中されて追いつかれた。

 1―1のまま迎えた9回には相手守護神・矢崎に対し、先頭の門脇が一塁線へ絶妙なセーフティーバントを決め、敵失も誘発して無死二塁とサヨナラ勝ちのお膳立て。さらに1死満塁とチャンスを拡大したが、20歳の若き3番・秋広が高めのボール球を空振り三振して2死となると、8回に主砲・岡本和の代走として途中出場していた21歳の中山は2球目を投ゴロに倒れて無得点。中山はこれで19打席連続ノーヒットとなり、巨人はこの時点で12残塁。延長戦では1人の走者も出せなかった。

 両リーグ単独トップの9勝目を目指した戸郷は7回7安打1失点と力投したが、打線の援護なし。今季開幕投手を務めるも未勝利のまま中継ぎに配置転換となったビーディが今季5敗目(0勝)を喫している。

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