大谷翔平の42号アーチなど3安打に指揮官「全力プレーでチームに勢い…最高の選手だ」

2023年08月17日 12:57

野球

大谷翔平の42号アーチなど3安打に指揮官「全力プレーでチームに勢い…最高の選手だ」
エンゼルス・ネビン監督(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス2―0レンジャーズ ( 2023年8月16日    アーリントン )】 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3試合ぶりの本塁打となる42号ソロを放つなど4打数3安打1打点で、打率は・306に上昇した。1試合3安打は今季13度目。チームは2―0で勝利し、連敗をストップ、借金2となった。
 試合後、フィル・ネビン監督は大谷ついて「先制点をもたらしてくれた。その後の左方向への打球で2本の内野安打も打ってくれたと言い、「最高の選手で、リーダーがあのように全力プレーをしてくれると、本塁打と同じくらいチームに勢いを与えてくれる。本当に最高の選手だ」と話した。

 大谷は、初回1死の第1打席で、1ボールからレ軍の先発右腕グレイの高めの直球をヘルメットが飛ぶほどフルスイングし、差し込まれ気味だったが、パワーでバックスクリーン左へ運び、ヘルメットをかぶらないままダイヤモンドを一周した。飛距離は437フィート(約133・2メートル)で、打球速度は109・1マイル(約175・6キロ)、打球角度は32度。13日(同14日)のアストロズ戦で中越えソロを放って以来3試合ぶりのアーチで、シーズン55発ペースとなった。ア・リーグでは依然としてトップを独走、両リーグ通じてもトップのオルソン(ブレーブス)に1差と迫った。

 3回無死の第2打席は、三塁ゴロかと思われたが、快足を飛ばして内野安打。8試合ぶり今季35回目のマルチ安打をマークした。5回2死の第3打席は左飛だったが、8回1死の第4打席で左腕チャプマンの内角球に詰まらされながら、またも快足を生かして遊撃内野安打。大谷の1試合3安打は、7月17日(同18日)のヤンキース戦以来で、今季13度目となった。

 これで通算の打撃成績は、120試合で447打数137安打、42本塁打、85打点、打率・306、17盗塁、投手成績は22試合で10勝5敗、防御率3・17となった。

 チームは、連敗をストップして、借金2。プレーオフ(PO)進出には依然として厳しい状況で負けられない試合が続く。

 この日の試合前、ネビン監督は、大谷の次戦先発について「水曜日(日本時間24日)になるように思う」と本拠地でのレッズ戦になる見通しを語った。大谷は9日のジャイアンツ戦で10勝目を挙げて以降、フィールドでの壁あて、キャッチボールなどの投手ルーティンを行っていない。

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