【甲子園】履正社の4番・森田は3戦連発ならず無安打「警戒されても結果を出さないと」進路は「これから」

2023年08月17日 11:15

野球

【甲子園】履正社の4番・森田は3戦連発ならず無安打「警戒されても結果を出さないと」進路は「これから」
履正社・森田(鳥取商戦) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第11日3回戦   履正社3-4仙台育英 ( 2023年8月17日    甲子園 )】 2019年優勝の履正社(大阪)は昨年優勝の仙台育英(宮城)との“優勝校対決”に敗れ、4年ぶりのベスト8を逃した。
 履正社は2点を先制された直後の2回2死二塁から7番・小川輝(3年)の中前適時打、8番・只石琉人(3年)の右前適時打ですぐさま同点に追いついた。3回は先頭・西稜太(3年)が左前打で出塁すると、相手の守備の乱れもあり勝ち越した。

 ただ、3-3で迎えた8回、2番手・福田幸之介(3年)が先頭打者の二塁打から1死三塁のピンチを招くと、スクイズで勝ち越し点を与えてしまった。

 その裏、2死から連打で一、三塁と好機をつくったが、代打・坂根葉矢斗(3年)が空振り三振。得点機を逃し競り負けた。

 初戦の鳥取商戦、2回戦の高知中央戦と2試合続けて本塁打を放った4番・森田大翔(3年)は2打数無安打。3戦連発とはならなかった。相手バッテリーも警戒し2四球で出塁も快音は響かず「4番として打席に立っている以上は、警戒されても結果を出さないといけない。まだまだだな…と」と悔しさをにじませ「仙台育英の投手は出てくる投手はスピードも速くて、なかなかチームとして打てずに最後までいってしまった」と振り返った。

 3戦連発の期待がかかる試合だったものの「3試合連発打てたら良かったですけど、それよりもチームを勝たせることが4番の仕事なので。そこは意識せずに打席に入っていました」とプレッシャーはなかったとし、「今日、打席に立って高橋と湯田からは完敗だった。今のままでは打てない。もっと成長できるように練習していきたいです」とレベルアップを誓った。

 進路については「これから多田先生と相談して決めます」と語るにとどめ、「チームのみんながいい人ばかりで。苦しいこともあったけど、楽しさの方が上回っていて、楽しませてもらった2年半だったと思います」と仲間に感謝した。

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