【甲子園】仙台育英・尾形 決勝スクイズは「練習してきたことが出せた」高めの球に食らいつく

2023年08月17日 10:45

野球

【甲子園】仙台育英・尾形 決勝スクイズは「練習してきたことが出せた」高めの球に食らいつく
<履正社・仙台育英> 8回1死三塁、仙台育英・尾形は勝ち越しのスクイズを決める (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第11日3回戦   仙台育英4-3履正社 ( 2023年8月17日    甲子園 )】 昨年優勝の仙台育英(宮城)が2019年優勝の履正社(大阪)との“優勝校対決”を制し、2年連続のベスト8に駒を進めた。
 2回2死一塁から7番・鈴木拓斗(2年)の左越え2ランで先制。2-3の4回には2死満塁から1番・橋本航河(3年)の左前適時打で同点とした。

 3-3の8回、先頭・湯浅桜翼(2年)の二塁打を足がかりに1死三塁とすると、5番・尾形樹人(3年)がスクイズ。高めの球をしっかり転がし、三塁走者を生還させた。3回の1イニングだけで3失策するなど守備の乱れもあり、一時は2-3と今夏初めて追う展開となったが、終盤に勝ち越し逃げ切った。

 試合後、決勝のスクイズを決めた尾形は「接戦になることは予想してたんですけど、履正社さんは地元なので最終回も応援がすごくて少し圧倒された部分もあったけど、まず勝ち切れたので良かったです。最後の27個目のアウトが取れて緊張がほぐれた。ほっとした気持ちが一番です」と汗を拭った。

 8回のスクイズの場面は「この回が始まる前から須江先生から“こういう接戦はスクイズとか、そういうところが試合を変えるぞ”って話をされていて、(前打者の斉藤)陽が(犠打で)送った後だったので、自分の中で絶対にスクイズ(のサイン)が来るなと思って練習してきたことが出せたので良かったです」とうなずいた。

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