大谷翔平 ヘルメット飛ばし弾にネット「スゲエ背筋パワー」「外野フライかと点なんてパワーだ!!!」

2023年08月17日 10:48

野球

大谷翔平 ヘルメット飛ばし弾にネット「スゲエ背筋パワー」「外野フライかと点なんてパワーだ!!!」
<レンジャーズ・エンゼルス>初回、大谷は42号ソロを放つ(撮影・沢田 明徳)  Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス―レンジャーズ ( 2023年8月16日    アーリントン )】 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席に3試合ぶりの本塁打となる42号ソロを放った。
 初回1死の第1打席で、1ボールからレ軍の先発右腕グレイの高めの直球をヘルメットが飛ぶほどのフルスイングで差し込まれ気味だったが、パワーでバックスクリーン左に運び、そのままヘルメットをかぶらずにダイヤモンドを一周した。

 飛距離は437フィート(約133・2メートル)で、打球速度は109・1マイル(約175・6キロ)、打球角度は32度。13日(同14日)のアストロズ戦で中越えソロを放って以来3試合ぶりのアーチで、シーズン55発ペースとなった。ア・リーグでは依然としてトップを独走、両リーグ通じてもトップのオルソン(ブレーブス)に1差と迫った。

 この一発にインターネット上には「スゲエ背筋パワーで持って行った」「外野フライかと思った。なんてパワーだ!!!」「打った瞬間は差し込まれてセンターフライかと思ったが、あれが入るんだから好調なんだろう。また量産してほしい」「第1打席から少し高く上がり過ぎかなと思いましたが、さすが大谷さん」「42号ソロおめでとうございます」「難しい球だったとは思うけど力でねじ込んだね」「すごっ!42号ホームランおめでとう!」「ヘルメットかぶらずにホームベースに帰ってくる大谷選手は新鮮!」などの声が上がった。

 3回無死の第2打席は、三塁ゴロかと思われたが、快足を飛ばして内野安打。8試合ぶり今季35回目のマルチ安打をマークした。5回2死の第3打席は左飛だったが、8回1死の第4打席で左腕チャプマンの内角球に詰まらされながら、またも快足を生かして遊撃内野安打。大谷の1試合3安打は、7月17日(同18日)のヤンキース戦以来で、今季13度目となった。

 チームは現在、今季ワーストの借金3で、ワイルドカード圏内までは8ゲーム差。プレーオフ(PO)進出は、厳しい状況に追い込まれている。

 この日の試合前には、フィル・ネビン監督が大谷の次戦先発について「水曜日(日本時間24日)になるように思う」と本拠地でのレッズ戦になる見通しを語った。大谷は9日のジャイアンツ戦で10勝目を挙げて以降、フィールドでの壁あて、キャッチボールなどの投手ルーティンを行なっていない。

 大谷は、前日15日(同16日)のレンジャーズ戦は「2番・DH」で先発出場し、4打数1安打。通算の打撃成績は、119試合で443打数134安打、41本塁打、84打点、打率・302、17盗塁、投手成績は22試合で10勝5敗、防御率3・17となっていた。

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