【甲子園】智弁学園・松本「もっと低い打球を打てればよかった」佐々木麟は「スイングが速い」

2023年08月17日 14:17

野球

【甲子園】智弁学園・松本「もっと低い打球を打てればよかった」佐々木麟は「スイングが速い」
<智弁学園・花巻東> 8回、智弁学園・松本は中前打を放つ (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第11日3回戦   智弁学園2-5花巻東 ( 2023年8月17日    甲子園 )】 智弁学園(奈良)は花巻東(岩手)に敗れ、準優勝した2021年以来の8強進出を逃した。
 自慢の強力打線は2回2死二塁から高良鷹二郎(3年)が中前適時打、6回は川原崎太一(3年)が中前適時打を放ったが、技巧派左腕の相手先発・葛西陸(2年)に10安打を放ちながらも2点止まり。攻略までは至らなかった。

 「1番・右翼」で先発出場した松本大輝(3年)は4打数1安打。ただ、2回2死一、二塁は右翼フェンス手前のフライ、4回2死一、二塁も左飛に倒れ、得点機を逸し「1番を打たせてもらって、自分が打ってチームを引っ張らないといけなかったけど、できなくて悔しいです」と唇を噛んだ。

 凡退した3打席すべてフライアウトに打ち取られ「最初の3打席は球の見え方は悪くなかったけど、もっと低い打球を打てればよかった」と悔やんだ。

 自身は1安打の一方で、相手3番で高校通算140発の注目スラッガー・佐々木麟太郞(3年)は3安打1打点と大暴れ。「スイングが速いから、球を近くまで呼び込める。ストライク、ボールの見極めができる打者だなと思いました」と印象を口にした。

 破れはしたものの2回戦・徳島商戦では4安打1打点と活躍するなど、聖地にしっかり足跡を残した松本。今後の進路について、プロ志望届の提出は「分からないです」としながらも「最終的にはプロ野球選手になるのが目標。これからも頑張ります」と語った。

おすすめテーマ

2023年08月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム