甲子園の星もU18世界一を祝福 前主将の西武・山田陽翔「歴史に名を残した」

2023年09月10日 21:25

野球

甲子園の星もU18世界一を祝福 前主将の西武・山田陽翔「歴史に名を残した」
昨年の侍ジャパン高校日本代表で主将を務めた山田(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【第31回WBSC U18ワールドカップ決勝   日本―台湾 ( 2023年9月10日    台湾・台北 )】 侍ジャパンU18日本代表は10日、台湾・台北で行われた決勝に臨み、2―1で台湾を下し、悲願の初優勝を果たした。
 西武のドラフト5位ルーキーの右腕・山田陽翔投手(19)は昨年大会、日本代表の主将を務めた。初優勝を果たしたナインに祝福の言葉を贈った。

 ――U18が初優勝を果たしました。

 「本当に歴史に名を残すことを成し遂げたと思います。本当に凄い経験。日本の野球がどんどん世界に通用していくようになっていると思いますね」

 ――昨年はU18の主将を務めました。経験はいかがでした。

 「いろいろな野球の文化を感じることができました。本当に良い経験になりました」

 ――その中で日本の武器と感じたところは。

 「世代によると思うんですけど、堅実な野球が日本の武器となると感じました。馬淵監督は“当たり前のプレーを当たり前にする”ということをおっしゃっていて、その通りだと感じていました。練習でできないことは試合でもできない。地に足つけて練習するってことは馬淵さんの下で勉強になりました」

 ――U18は甲子園が終わってすぐに合流する。主将としてどんなことに気をつけましたか。

 「まずは本当にしゃべったこともないような選手が集まるので、コミュニケーションをしっかり取ることを意識しました。自分は主将をやった時にそう心がけていましたね」

 ――昨年のU18で一番の思い出は。

 「最後の3位決定戦ですね。みんなで楽しく野球ができたので思い出に残っています」

 ――今日は千曲川硬式野球クラブとの練習試合で1回を3三振。今後の意気込みをお願いします。

 「ケガからの復帰登板で、まずは真っすぐをしっかり投げていきたかった。そこは自分の思う通りの投球ができたのかなと思います。もうシーズン終盤なのでケガなく頑張っていきたいです」

☆U18ワールドカップ 日本台上過去大会成績
・第2回(82年)=準優勝
・第18回(99年)=5位
・第21回(04年)=準優勝
・第25回(12年)=6位
・第26回(13年)=準優勝
・第27回(15年)=準優勝
・第28回(17年)=3位
・第29回(19年)=5位
・第30回(22年)=3位

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