U18日本“決勝前哨戦”台湾に惜敗も馬淵監督「アウェー感を経験できた」10日リベンジで初V誓う

2023年09月10日 05:05

野球

U18日本“決勝前哨戦”台湾に惜敗も馬淵監督「アウェー感を経験できた」10日リベンジで初V誓う
<日本・台湾>初回マウンドで選手に声をかける馬淵監督(左から2人目)(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【U18W杯・スーパーラウンド   日本2―5台湾 ( 2023年9月9日    天母 )】 高校日本代表は、スーパーラウンド最終戦で台湾に2―5で逆転負け。すでに決勝進出を決めていたが、1次ラウンドからの持ち越しを含めて3勝2敗となり、2位通過となった。10日の台湾との決勝では、前田悠伍投手(3年=大阪桐蔭)が先発。悲願の初優勝を懸け、エース左腕がリベンジを果たす。
 台湾との決勝前哨戦は、試合前まで7戦5失点と鉄壁だった投手陣が崩れた。先発の高橋が初回3失点で降板するなど3回までに5失点。投打に精彩を欠いた敗戦だったが、馬淵史郎監督は収穫を口にした。

 「アウェー感を経験できた。甲子園(の雰囲気)でもやってるんだから。明日(10日)に向けて良い経験だと思う」

 観客席には多くの台湾応援団が押し寄せ、日本の攻撃中も相手の応援がやまなかった。同監督は「今日(9日)勝って、明日負けるのが一番悔しいからね。明日が勝負」と決意表明。完全アウェーの雰囲気を体感し、台湾との決勝に臨む。

 その大一番にはエース・前田が予告先発された。前田は、今大会2試合に先発して9回2/3を無四球無失点。47球を投じた前回7日の韓国戦から、中2日での先発となるが不安はない。「リベンジするだけです。挑戦者の分、気持ちはつくりやすい。甲子園の応援の方が全然凄いので、台湾の応援は気にならない。緊張もしていないです」。初の世界一は、世代No・1左腕に託された。 

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