ロッテ吉井監督 26イニング無得点の打線に「若い子たちが何をしているのか分からない感じで…」

2023年09月10日 22:18

野球

ロッテ吉井監督 26イニング無得点の打線に「若い子たちが何をしているのか分からない感じで…」
<ロ・オ>ベンチの吉井監督(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ0―2オリックス ( 2023年9月10日    ZOZOマリン )】 ロッテが26イニング無得点で4連敗を喫した。左脇腹の肉離れで戦線離脱していたロッテ・佐々木朗希投手(21)が、7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりとなる復帰登板。最速161キロを計測するなど3回45球2安打2奪三振1四球1失点と左脇腹の故障の影響を感じさせない投球を見せた。しかし、相手先発左腕・宮城の前に打線が沈黙。わずか2安打で完敗した。
 試合後の吉井監督との一問一答は以下の通り。

 ――佐々木朗は3回1失点。

 「順調だと思います」

 ――球数50球前後というイメージで。

 「はい」

 ――監督から見てボールは。

 「横から見て普通だったです」

 ――本人は「まだまだ」と言っていた。

 「だったらそうじゃないですか」

 ――「まだまだ」というのは監督から見るとどういう部分?

 「久しぶりに投げているので、そういう時は、例えが変かもしれないですけども、旅行に長い時間でかけていて、自分の居間でくつろごうと思ってもちょっと居心地が悪いという感じがあるじゃないですか。そういう感じだと思います。投げていくうちにこれは戻ってくると思います」

 ――投球内容自体には問題がない?

 「そうですね」

 ――宮城投手に対して打線は?

 「若い子たちがちょっと何をしているのか分からない感じだったので、伝え方もこれからちゃんと考えてやっていきたいなと思っています。対策を取って伝えてはいるんですけど、多分、若い子たちがちゃんと理解できていない部分、後、技術不足というのもあるんで、そこが何とかなるようにしっかりやっていきたいと思います」

 ――技術不足というのはどのあたりを。

 「宮城は右打者の内角にすごく強い球、食い込んでくるスライダーがあるんですけども、そこをどうさばくか。弱い当たりで前に飛んでいるんでね。そこをうまくかわして、狙っている球を投げさせる。それは高等な技術なので、できる人とできない人がいるんですけども。何とかできるように練習していきたいと思います」

 ――佐々木朗が戻ってきてくれたことはチームにとって大きい。

 「もちろんです。先発投手は何人いてもいいので、帰ってきてくれたのはありがたいです」

 ――カスティーヨの今後の起用法は?

 「2番手でロングができるのが分かったので、これから選択肢は増えるかなと思います。中継ぎでもタイプが途中から長いイニングを投げられる人と1イニングしか投げられない人がいるんですけども、カスティーヨの場合は出てきて2、3イニング、ひと回り投げられそうなので」

 ――いわゆるピギーバッグという形で今後も起用はある?

 「それは分からないです。短期決戦になったらベンチに入るかもしれないですし、ちょっと先発の人数が今のところ足りていないと言えば足りていないので。そこはこれから考えます」

 ――きょうのような起用が一番適している?

 「いやー、先発も向いているとは思うんですよ。で、リリーフも短いリリーフもできるし、何でもできる選手だとは思っているので、チームの状況に応じてどこに当てはめるか考えていきたいと思います」

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