USAトゥデー記者が報道 「エンゼルスはトラウトが退団を希望した場合にトレードに応じる意向」

2023年09月11日 03:19

野球

USAトゥデー記者が報道 「エンゼルスはトラウトが退団を希望した場合にトレードに応じる意向」
マイク・トラウト Photo By スポニチ
 全国紙USAトゥデーの看板記者ボブ・ナイチンゲール氏が10日(日本時間11日)、「エンゼルスはMVP3度の主砲トラウトが退団を希望した場合にトレードに応じる意向を示した」と自身の記事で伝えた。
 今季のエ軍は夏場以降失速し、15年から9年連続でプレーオフ(PO)進出を逃すことが決定的。トラウトはトレード拒否権を保持しているが、米メディアの取材に対し、球団幹部やアート・モレノ・オーナーと今後の方向性について話し合いの場を設けたい意向を語っている。

 09年ドラフト1巡目指名(全体25番目)でエ軍に入団し、通算打率・301、368本塁打、940打点、206盗塁、OPS(出塁率+長打率)・994を誇るメジャー屈指のスーパースター。19年に12年総額4億2650万ドル(当時レート約580億円)の史上最高額の契約を結び、残り7年総額2億4815万ドルの契約を残している。トレードを希望した場合、エ軍は複数の若手有望株の獲得を期待できる一方で、32歳という決して若くない年齢と、移籍先が高額年俸をどこまで負担できるかが鍵になる。

 ナイチンゲール氏はトラウトが今季も左手首骨折で長期離脱しているように、近年、故障がちなこと心配材料に挙げ「32歳のトラウトは過去と同じトレードリターンを生み出すことはできないだろう。彼は2016年以来140試合以上プレーしておらず、今シーズン復帰しなければ、過去3年間で249試合を欠場することになる」と記した。

 エ軍は二刀流の大谷が今季終了後にFAとなるため去就が注目されている。トラウト、大谷の二大スターの動向から目が離せないオフとなる。

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