ロッテ吉井監督「自分の居間でくつろごうと思っても、ちょっと居心地が悪い感じ」朗希を独特表現で分析

2023年09月10日 20:52

野球

ロッテ吉井監督「自分の居間でくつろごうと思っても、ちょっと居心地が悪い感じ」朗希を独特表現で分析
<ロ・オ>ベンチの吉井監督(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ0―2オリックス ( 2023年9月10日    ZOZOマリン )】 ロッテが26イニング無得点で4連敗を喫した。左脇腹の肉離れで戦線離脱していたロッテ・佐々木朗希投手(21)が、7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりとなる復帰登板。最速161キロを計測するなど3回45球2安打2奪三振1四球1失点と左脇腹の故障の影響を感じさせない投球を見せた。しかし、相手先発左腕・宮城の前に打線が沈黙。わずか2安打で完敗した。
 佐々木朗の復帰登板をチームとして白星で飾ることができなかった吉井理人監督(58)は試合後、「順調だと思います。久しぶりに投げてるんで、ちょっと例えが変かもしれないけど、旅行に長い時間出かけてて、自分の居間でくつろごうと思っても、ちょっと居心地が悪いって感じがあるじゃないですか。まあ、そういう感じだと思います」と独特の表現で21歳右腕の現状を表現。「投げていくうちに、これは戻ってくると思います」と投手出身監督らしく復帰登板を分析した。

 朗希にとって48日ぶり、今季14度目の先発マウンド。初球いきなり159キロ、2球目には160キロをマーク。本拠マリンのスタンドからどよめきが起きる中、4球目にも160キロを計測し、先頭打者の佐野を三ゴロに仕留めた。しかし2番・宗には初球の157キロ直球をうまく捉えられ、あわや本塁打の右翼フェンス直撃の二塁打を許す。3番・中川は2球目157キロ直球で詰まらせ一ゴロに仕留め2アウト三塁。4番・森への4球目に161キロをマークしたものの、6球目160キロ直球を左前に運ばれ先制を許した。

 2回は先頭の6番・杉本に四球を与えた後、7番・紅林からフォークでこの日初めてとなる三振を奪った。池田を遊ゴロ、宜保を左飛に打ち取り18球を投げ無失点。3回は、この日初めて3者凡退に斬って45球2安打1失点で復帰マウンドを降りた。

 前日に続き打線が沈黙しわずか2安打零敗。首位との直接対決に連敗し、2位ながら貯金はわずか4となった。打線は7日ソフトバンク戦(ペイペイD)の初回に3得点して以来26イニング連続無得点。佐々木朗は今季3敗目(7勝)を喫した。

 ▼佐々木朗 先制を許してしまいましたが、ケガなく投げれたので良かったです。

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