悲願の初Vへ導いたU18日本代表・馬淵監督「感無量」 アウェーで1失点完投の前田に「大した投手です」

2023年09月10日 21:50

野球

悲願の初Vへ導いたU18日本代表・馬淵監督「感無量」 アウェーで1失点完投の前田に「大した投手です」
<日本・台湾>守備に向かうナインを鼓舞する馬淵監督(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【第31回WBSC U18ワールドカップ決勝   日本2ー1台湾 ( 2023年9月10日    台湾・台北 )】 U18日本代表がアウェーで台湾を下し、初優勝を飾った。5度目の決勝戦で初白星。チームを率いた馬淵史郎監督は喜びと達成感をコメントににじませた。試合後のインタビューは以下の通り。
 ─今、率直にどんな思いですか。
 「感無量というとこですよね」

 ─序盤を振り返って。
 「初回のチャンスをものにできなかったんですけど、相手投手の出来を見たら、これはいけるんじゃないかって感じがしてましたので、スモールベールボールを掲げて、ミスも多少あったんですけど、それをやり通して、ホント良かったと思います」

 ─4回の逆転のシーンは、日本らしさが詰まっていたと思うのですが。
 「いろんなやり方があると思うんですけど、私が監督なら、それしかできない。そういう選手を選んでやったんですけど、いい結果が出て、ホント良かったと思います」

 ─丸田のセーフティバントは。
 「あれは、本人が“やっていいですか”って言ってきて。あれは大きかったですね」

 ─その後もピンチがあり、守りについては。
 「こういうピンチを切り抜けないと、金メダルはないよ、とマウンドへ行って、いつも(言って)。でも、前田はよく投げましたよ。さすがですよ、ホントに。よくやってくれました」

 ─(前田を)一人で投げさせるというのは。
 「105球までは行くぞ、ということを本人は伝えておったんですけど。ホントに四球を出しそうなところも、きちっと打ち取って。まあ、大した投手です」

 ─日本初優勝については。
 「今まで(金)メダルが取れなかったんで。4回の銀メダルですか。過去の先輩たちが取れなかったのをね、何とか自分たちの代で取ろうじゃないか、っていうのを合言葉に今朝も言ってきたんですけど、ホント取れて良かったです」

 ─馬淵監督にとって、このチームは。
 「最高の仲間でした」

 ─最後に応援してくれたファンにメッセージを。
 「応援ありがとうございました。みなさんの声援のおかげです。きょうも台北球場、1万人越してると思うんですけど、その中でも日系の方、日本の方が日の丸を振って、応援してくれて、本当にありがたかったです」

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