慶応、5回コールド発進 22得点 新主将・加藤右悟が2打席連続本塁打含む5打点

2023年09月10日 12:34

野球

慶応、5回コールド発進 22得点 新主将・加藤右悟が2打席連続本塁打含む5打点
<慶応・舞岡>初回、3ランを放った慶応の加藤(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球 神奈川県大会2回戦   慶応22―1舞岡 ( 2023年9月10日    保土ケ谷 )】 今夏の甲子園で107年ぶりの優勝を果たした慶応が新チームでの公式戦初戦に挑み、快勝発進した。
 15安打22得点と強打は健在で森林貴彦監督は「新チームの公式戦初勝利なので素直にそれは喜びたい。とにかくチャレンジの気持ちでやるってことを強調して試合に入って、まずまずできたんじゃないですか」と振り返った。

 新主将の加藤右悟捕手(2年)が大暴れだ。初回1死一、三塁で立った第1打席は3ボール1ストライクからの5球目を思い切り振り抜き、打球は左翼席上段へ飛び込む3ランに。2回1死で迎えた第2打席も同じように左翼席へ飛び込む2打席連発ソロとし、強力打線をけん引した。公式戦初陣を快勝で飾り加藤も「1本目は打った瞬間で、2本目も良かったです」と自身初の2打席連発を誇った。

 加藤は今夏の甲子園でも主に4番として全5試合に先発出場し打率・278、5打点で優勝に貢献した。新チームでは捕手に復帰し攻守での活躍が求められる。来春の選抜へとつながる長い秋の戦いを「(今大会は)もちろん優勝で、関東でも勝ってまずは神宮を目指してやっていきたい」と見据えた。(村井 樹)

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