ロッテ佐々木朗希が48日ぶり復帰登板 初回いきなり最速161キロマーク!本拠どよめきも1失点

2023年09月10日 17:01

野球

ロッテ佐々木朗希が48日ぶり復帰登板 初回いきなり最速161キロマーク!本拠どよめきも1失点
ロッテ・佐々木朗希 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2023年9月10日    ZOZOマリン )】 左脇腹の肉離れで戦線離脱していたロッテ・佐々木朗希投手(21)が10日、オリックス戦(ZOZOマリン)で7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりとなる復帰登板。初回にいきなり161キロをマークするなど完全復活への第一歩を踏み出した。
 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でともに先発の柱として世界一に貢献したオリックス・山本由伸が戦後初となる2年連続ノーヒットノーランを達成した翌日。しかも同じ01年生まれで仲の良い宮城大弥との投げ合い。復帰登板とはいえ快投に期待が高まる中で「怪物」が本拠のマウンドに帰ってきた。

 48日ぶり、今季14度目の先発マウンド。初球いきなり159キロ、2球目には160キロをマークし、本拠マリンのスタンドから大きな拍手と歓声が起きた。4球目にも160キロを計測し、先頭打者の佐野を三ゴロに仕留めた。

 2番・宗には初球の157キロ直球をうまく捉えられ、あわや本塁打の右翼フェンス直撃の二塁打を許す。3番・中川は2球目157キロ直球で詰まらせ一ゴロに仕留め2アウト三塁。4番・森への4球目に161キロをマークしたものの、6球目160キロ直球を左前に運ばれ先制を許した。結局、初回は15球を投げ2安打1失点。

 7月24日に痛めた左脇腹の故障直後は全治2カ月の診断だったが、驚異的な回復力で順調にリハビリを続けた佐々木朗。8月末までに計3度のブルペン投球を行い、3日には小川、大下を相手にライブBP(実戦形式の打撃練習)を実施していた。

 プロ4年目の今季、WBCで日本の3大会14年ぶりの優勝に貢献。離脱前までに13試合で7勝2敗、防御率1.48で130奪三振だった。

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