ロッテ朗希が48日ぶりに帰ってきた!どよめきと納得の161キロ3回45球1失点 ヤンキースGMも視察

2023年09月10日 17:39

野球

ロッテ朗希が48日ぶりに帰ってきた!どよめきと納得の161キロ3回45球1失点 ヤンキースGMも視察
<ロ・オ>佐々木朗希は3回45球1失点でマウンドを降りた(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2023年9月10日    ZOZOマリン )】 左脇腹の肉離れで戦線離脱していたロッテ・佐々木朗希投手(21)が10日、オリックス戦(ZOZOマリン)で7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりとなる復帰登板。3回を投げ終え、最速161キロを計測するなど45球2安打2奪三振1四球1失点と左脇腹の故障の影響を感じさせない投球を見せた。復帰登板ということもあり、この回で降板した。
 3回をこの日初めて3者凡退に抑え、納得の表情を浮かべた。先頭の佐野を遊ゴロ、宗を二ゴロ、中川を落差のあるフォークで空振り三振に仕留め、一息ついてマウンドを降りた。ベンチでは吉井監督から言葉を掛けられ汗を拭った。45球を投げ2安打2奪三振1失点。当初、投げられるまでに2カ月はかかると吉井監督が言っていた中で、しっかりと復帰への手応えをつかんだ。

 「先制を許してしまいましたが、ケガなく投げれたので良かったです」

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でともに先発の柱として世界一に貢献したオリックス・山本由伸が戦後初となる2年連続ノーヒットノーランを達成した翌日。しかも同じ01年生まれで仲の良い宮城大弥との投げ合い。そして、前日に続きヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(56)も視察。復帰登板とはいえ快投に期待が高まる中で「怪物」が本拠のマウンドに帰ってきた。

 48日ぶり、今季14度目の先発マウンド。初球いきなり159キロ、2球目には160キロをマークし、本拠マリンのスタンドからどよめきと大きな拍手が起きた。4球目にも160キロを計測し、先頭打者の佐野を三ゴロに仕留めた。

 2番・宗には初球の157キロ直球をうまく捉えられ、あわや本塁打の右翼フェンス直撃の二塁打を許す。3番・中川は2球目157キロ直球で詰まらせ一ゴロに仕留め2アウト三塁。4番・森への4球目に161キロをマークしたものの、6球目160キロ直球を左前に運ばれ先制を許した。結局、初回は15球を投げ2安打1失点。

 2回は先頭の6番・杉本に四球を与えた後、7番・紅林からフォークでこの日初めてとなる三振を奪った。池田を遊ゴロ、宜保を左飛に打ち取り18球を投げ無失点だった。

 7月24日に痛めた左脇腹の故障直後は全治2カ月の診断だったが、驚異的な回復力で順調にリハビリを続けた佐々木朗。8月末までに計3度のブルペン投球を行い、3日には小川、大下を相手にライブBP(実戦形式の打撃練習)を実施していた。

 プロ4年目の今季、WBCで日本の3大会14年ぶりの優勝に貢献。離脱前までに13試合で7勝2敗、防御率1.48で130奪三振だった。

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