落合博満氏 野球界の「避けている実情」“左投げの内野手”の可能性について持論

2023年09月12日 17:00

野球

落合博満氏 野球界の「避けている実情」“左投げの内野手”の可能性について持論
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が12日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」寄せられたさまざまな質問に答えた。
 体のメカニズムは分かっているけど…聞いてみたい質問。「ポジションにもよるかと思いますが“左投げの内野手”の可能性について、お考えを聞かせてください」

 一呼置いた落合氏は「今の野球界っていうのは要するに右投げがサード、ショート、セカンドに多いっていうのは、左投げの人がボール(打球)を受けてファーストに投げる時に逆モーションになるからっていうことでそれを避けているっていうような実情があります。唯一ファーストだけが左っていうようなことに」と野球界の“常識”を説明。その上で「人数的に野球をやってる人数が9人しかいなくて、それで左投げの野手をサード、ショート、セカンドに使うってのも、これは考えようによってはありなんだろうと思います」と柔軟な考えを示した。

 続けて「野球界の常識にとらわれると、それは不利だからっていうことなんだろうと思いますけども、やってやれないことはないんだろうと思います。ただプロ野球、高校…高校生は左投げいるかな。大学、社会人っていうのは、内野手というのは右投げっていうのが基本線に考えてますけども、それだけの能力があれば左投げの内野手がいてもおかしくはないんだろうと思います」と断言。「だから、そこは臨機応変に考えてやれることをやってみればいいんじゃないのかなっていうふうに思います」と持論を語った。

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