西武・山川 故障者特例措置で今季中に国内FA権取得へ NPBも「確認」

2023年09月12日 05:30

野球

西武・山川 故障者特例措置で今季中に国内FA権取得へ NPBも「確認」
3軍練習に参加している西武・山川 Photo By スポニチ
 日本野球機構(NPB)は11日、5月に強制性交の疑いで書類送検され、8月下旬に嫌疑不十分で不起訴ながら球団から無期限の公式戦出場停止処分を科されている西武・山川穂高内野手(31)が「故障者特例措置」で登録日数が加算され、今季中に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たす見込みだと発表した。
 保科求己パ・リーグ統括が「西武から届け出がありNPBとしても確認しました」と説明。山川は4月10日に右ふくらはぎの張りで出場選手登録を外れ、同27日に2軍戦で実戦復帰。この期間の日数が加算され、FA資格取得までに必要な残り17日を満たす。

 ≪3軍練習に参加≫西武・山川は球団施設で行われている3軍練習に参加。三塁でノックを受けるなど汗を流し、球場を離れた。出場停止の対象は1、2軍の公式戦で3軍の練習試合や秋季教育リーグは含まないが、処分発表後の初戦だった9日、翌10日の3軍戦も出場せず。渡辺久信GMは「これからの状況を見ながら」としているが、球団から公表されている今季中の3軍戦は19、20、27日の残り3試合だ。この日、日本プロ野球選手会の森事務局長は「一刻も早く現場には復帰してもらいたい」と願った。

おすすめテーマ

2023年09月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム