【阪神大学野球】天理大が開幕3連勝 左腕・本間が1点守り切る「カットボール軸に組み立てた」 

2023年09月12日 13:05

野球

【阪神大学野球】天理大が開幕3連勝 左腕・本間が1点守り切る「カットボール軸に組み立てた」 
2試合連続完封勝利の天理大・本間 Photo By スポニチ
 【阪神大学野球秋季リーグ戦第2節   天理大1-0大阪電気通信大 ( 2023年9月12日    ほっともっとフィールド神戸 )】 左腕・本間悠貴(4年・大冠)が虎の子の1点を守り切り、2戦連続完封し、天理大が開幕3連勝を飾った。
 「1点差は厳しい状況でしたが、抑えられてよかったです」
 最大のピンチは1―0で迎えた4回裏だった。1死一塁から連打を浴び、満塁となった。「最後はフォークボールです。ゴロを打たせて併殺打を取る狙い通りにいけました」。

 今春は、関西国際大戦の5回1/3が投球最多イニングだった。覚醒のきっかけは夏の東京遠征での立教大戦。この試合での完投で自信をつけたという。加えてカットボール、ツーシームをおぼえたことで投球の幅も広がった。「きょうはカットボールが良かったので、それを軸に組み立てました」と試合を振り返った。

 藤原忠理監督も「本間はこの夏で本当に成長した。試合を作れるようになったし、勝てるピッチャーになった」と賛辞を送った。

 唯一の得点をたたき出した下林源太主将(3年=天理)は「本間さんがすごくいいピッチングをしていたので援護をしたかった。(チームは)3年生の代になりましたが、4年生が頑張ってくれていて『お前たちと一緒に神宮に行きたい』と言ってくださっているので、優勝したいです」と言葉に力を込めた。

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