18年ぶり歓喜へ“売る虎Vセール”や!!過去最大規模 40億円超えあるぞ

2023年09月12日 05:15

野球

18年ぶり歓喜へ“売る虎Vセール”や!!過去最大規模 40億円超えあるぞ
05年の優勝時、阪神百貨店の阪神グッズ売り場は大行列
 優勝へのマジックを5とし、今週中の胴上げの可能性が高くなった阪神の戦いを受け、各店のVセール準備も本格化。本紙の取材では過去5回の優勝と比べても最大規模のセールとなることが明らかになった。関西経済にも虎旋風が追い風をもたらすことは確実だ。
 優勝決定翌日から始まるVセールに向けた動きが各地で急ピッチで進められている。8連勝中の快進撃でXデーも一気に近づき、関係者も「こんなに早くなるとは思わなかった。準備が大変です」と舞台裏を打ち明けた。球団にも通常は優勝決定と同時に解禁となる優勝ロゴマークの許諾申請が相次いでいる。

 05年の優勝時には大阪・梅田の阪神百貨店前に1700人が早朝から並んだVセール。今回は06年に阪急、阪神の経営統合により発足した「阪急阪神ホールディングス」として初めて迎えるビッグイベント。阪神沿線が中心だった過去5回の優勝と比べ、参加企業、エリアが一気に広がった。

 グループの小売り事業を統括する「エイチ・ツー・オーリテイリング」の担当者は「18年ぶりですので、できる限りのことはやりたい。これまでにない規模になると思う」と説明した。阪神百貨店(4店舗)を中心に、イズミヤ(関西エリア96店舗)、阪急オアシス(同77店舗)、関西スーパー(同63店舗)をはじめ、各地の系列ショッピングセンターや大阪、兵庫をエリアにする宅配サービスの阪急キッチンエールも参加を予定。また球団オフィシャルスポンサーのジョーシン、各地の商店街も加わり、盛大な形で展開されるのは確実だ。

 一方、梅田で阪神百貨店と並んでいる阪急百貨店は優勝セールとは銘打たないことを決めた。阪神の優勝については阪神百貨店を旗艦店として押しだす方針だ。

 阪神優勝の関西地域での経済効果を872億円と試算した関西大・宮本勝浩名誉教授は、その中でVセール部分を40億円としたが、これを上回る可能性も大。空前のセールもカウントダウンに入った。 (鈴木 光)

おすすめテーマ

2023年09月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム