巨人・坂本勇人 三塁転向から5戦目で初の無安打&黒星…3年連続V逸決定 8回には超美技も

2023年09月12日 21:05

野球

巨人・坂本勇人 三塁転向から5戦目で初の無安打&黒星…3年連続V逸決定 8回には超美技も
<神・巨>2回無死一塁、坂本は投ゴロ併殺打に倒れる (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―1阪神 ( 2023年9月12日    甲子園 )】 巨人の坂本勇人内野手(34)が阪神戦(甲子園)に「5番・三塁」で先発出場。三塁手に転向となってから5試合目で初の無安打に終わり、チームは3年連続V逸が決定した。
 相手先発右腕・西勇の好投に手も足も出なかった。巨人の先発右腕・山崎伊は8回3安打1失点好投でプロ初完投。だが、巨人打線は西勇に2安打に封じられ、最後まで二塁すら踏むことができなかった。

 坂本は7日のヤクルト戦(神宮)から「人生初」という三塁手に回ったが、そこから試合前までチームは3勝1分けと4戦負けなし。坂本自身もその間、打率.429(14打数6安打)、2本塁打、3打点と結果を残した。

 だが、この日は2回、無死一塁で入った第1打席で投ゴロ併殺打。その後は右飛、三ゴロに終わった。

 三塁にコンバートとなってから5試合目で初めて土のグラウンドでの守備。初回、1番・近本が三遊間に放ったゴロをグラブで弾いて内野安打とした。

 2回には1死一塁から坂本の三塁線への打球を再びグラブで弾いて(記録は安打)一、三塁とピンチを広げ、続く木浪の右犠飛で阪神が先制。阪神打線が3安打1得点、巨人打線が2安打無得点という投手戦だったが、この1点が勝敗を分けた。

 それでも0―1のまま迎えた8回には先頭・坂本のライン際への痛烈な打球をダイビングキャッチするスーパープレーでアウトに取るシーンも。続いて木浪が放った三遊間への鋭い打球を門脇がダイビングキャッチで遊直に仕留めると、後輩のプレーをその場で称えるシーンもあった。

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