大商大154キロ右腕・上田 9回途中1失点「余力残した」幹部含む阪神ら8球団にアピール

2023年10月15日 17:58

野球

大商大154キロ右腕・上田 9回途中1失点「余力残した」幹部含む阪神ら8球団にアピール
<大商大・大経大>好投した大商大・上田(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【関西六大学秋季リーグ2回戦   大商大6―1大経大 ( 2023年10月15日    皇子山 )】 大商大が6―1の快勝で首位・大経大のリーグ優勝を阻止し、3回戦に持ち込んだ。16日に行われる同カード3回戦に勝利したチームがリーグ優勝となる。
 負ければリーグ優勝の可能性が消滅する一戦。今秋ドラフト上位候補に挙がる最速154キロ右腕の上田大河(4年)が8回2/3を5安打1失点と好投した。

 「4年間鍛えてもらった。自分がこうしてチームの中心として投げられているのは監督さんのおかげ。結果で恩返ししたいと思っていました。明日も試合をしたいという気持ちで投げました」
 2回1死二、三塁からの左犠飛で先制点を献上するも、3回以降は無失点と立て直した。

 上田の大学最終戦となる可能性のあった一戦に、巨人やオリックスなどNPB8球団のスカウトが視察した。阪神は畑山俊二統括スカウトが訪れるなど複数球団の編成幹部クラスの前で投球術の高さをアピール。「このチームで4年間やらせてもらった。自分が(神宮に)連れて行かないといけない。最後は余力を残して投げたので(明日の登板も)問題ない」と連投への意気込みを示した。

 ◇上田 大河(うえだ・たいが)2001年(平13)11月15日生まれ、大阪府大阪市出身の21歳。尾鷲市立宮之上小1年から尾鷲野球少年団で野球を始め、東生野中ではナガセボーイズに所属。大商大高では1年春からベンチ入りし、2年秋から背番号1。大商大では1年秋からリーグ戦に登板。今年7月には、大学日本代表として日米大学野球選手権大会に出場して優勝に貢献。遠投120メートル、50メートル走6秒5。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

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