早大が連勝で勝ち点3 早慶戦でのV決定に可能性残す 初出場の田村が決勝打 伊藤樹は3勝目

2023年10月15日 16:07

野球

早大が連勝で勝ち点3 早慶戦でのV決定に可能性残す 初出場の田村が決勝打 伊藤樹は3勝目
<法大・早大>4回、先制となる2点適時打を放つ早大・田村(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第2日 2回戦   早大10―1法大 ( 2023年10月15日    神宮 )】 投打のかみ合った早大が快勝で勝ち点を3に伸ばした。最終週の早慶戦で優勝が決まる可能性も残し、小宮山悟監督は「終盤に来ていい形で試合ができるようになっている。常々最終週の早慶戦が完成形になるようにと言っているので、いい形で仕上がってきたので楽しみになってきました」と見据えた。
 初めてベンチ入りを果たした田村康介内野手(2年=早大学院)が大仕事をやってのけた。4回2死満塁の先制機で代打に送られると初球を強振。リーグ戦初打席で左翼線への決勝の先制2点二塁打を放ち「まさかこんな大事な場面を託してくれるのかという思いだった。うまく打てて良かった」と興奮気味に振り返った。

 ベンチ入りを知ったのは昨晩。きのう14日まではスタンドで応援していたが「高校から早稲田で野球やるのが夢で、気合入りました」と意気込んで試合に臨むと突然やってきた出番で結果を残した。小宮山監督も「普通は足がすくむと思うがきっちり振れたのはたくましい。早慶戦でも期待したい」と称えた。

 先発の伊藤樹投手(2年=仙台育英)は7回1失点の好投で今季3勝目。防御率1・50はリーグ2位まで浮上した。今季、リーグ初勝利から飛躍を続ける期待の右腕は最終週へ向け「今の4年生にはすごくお世話になりました。そういう方たちと優勝するのは楽しみなので絶対に勝ちたい」と力を込めた。(村井 樹)

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