ロッテ・西野、有原との“お得意さま”対決で明暗 3回3失点に「球種が絞られてきて苦しい投球に」

2023年10月15日 22:10

野球

ロッテ・西野、有原との“お得意さま”対決で明暗 3回3失点に「球種が絞られてきて苦しい投球に」
<ロ・ソ>気迫あふれる投球の西野(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パCSファーストステージ第2戦   ロッテ1-3ソフトバンク ( 2023年10月15日    ZOZOマリン )】 前日の初戦に快勝し、クライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージ進出に王手をかけたロッテは15日、ソフトバンクとの第2戦に敗れ、1勝1敗の五分に。西野勇士投手(32)が先発登板するも、3回3失点と試合をつくれず「思うような投球ができず悔しいですね」と唇をかんだ。
 互いに“お得意さま”同士の投げ合いになった。西野は今季ソフトバンク戦には3試合に先発し2勝、防御率1.80。一方、ソフトバンク先発の有原はロッテ戦には日本ハム時代の19年から8連勝中。今季も3戦全勝で防御率2.11と安定していた。

 ともに初回から失点。西野は近藤に適時打を浴び、有原は藤岡、角中に連打を許すとポランコの犠飛で追いつかれた。

 2回以降、有原は立て直した一方、西野は苦しんだ。3回、先頭の三森に右翼線二塁打を許すと、1死三塁で打席は柳田。カウント1-1から内角の変化球で完全に詰まらせるも、打球は三塁・安田の頭上を越えポトリ。これが勝ち越しの二塁打となると、2死から中村晃には中前にはじき返され3失点目。この回限りでマウンドを降りた。

 先発の役割を果たせなかった西野は試合後「今日はフォークボールの調子があまり良くなかったので、投げる球種が絞られてきてしまい、苦しい投球になってしまったかなと思います。レギュラーシーズンも同様ですが、特に短期決戦なので、初回に先制点を相手に与えずにいきたかったです」と、この日の60球を振り返った。

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