阪神・才木 カーブに手応え5回1失点 「短期決戦だからこそできる配球」も

2023年10月15日 05:15

野球

阪神・才木 カーブに手応え5回1失点 「短期決戦だからこそできる配球」も
フェニックスリーグ<西・神>力投する才木(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【フェニックス・リーグ   阪神1-2西武 ( 2023年10月14日    アイビー )】 先発した才木にとっては収穫十分のマウンドとなった。4回は打者3人にいずれも初球カーブを投じるなど、緩い変化球を効果的に交えた配球で5回2安打1失点と好投した。
 「(坂本)誠志郎さんには、ちょっとカーブ多めにお願いしますと(言った)。今日みたいに、カーブとフォーク2球で追い込むみたいな形があっても面白いなと思った。短期決戦だからこそできる配球もある。そのへんも試せて良かった」

 力強い直球とフォークを武器とし、今季カーブは球種別の割合で5・5%。この日は全64球の内、12・5%にあたる8球を投じた。初回先頭の高松には粘られながら、6球目のカーブで遊ゴロに。「今年は特に対広島で、結構粘られるシーンが多かった。ああいう打ち取り方ができて、面白い発見やなと思った」と、投球幅の広がりに手応えをうかがわせた。今季自己最多8勝を挙げた24歳右腕は、「この感じでCSに入っていければ、全く問題ないかな」と、ポストシーズンでの登板を待ち望んだ。(阪井 日向)

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