ロッテ、苦手・有原の前に打線沈黙で星五分に 救援陣粘りの無失点リレー実を結ばず

2023年10月15日 21:23

野球

ロッテ、苦手・有原の前に打線沈黙で星五分に 救援陣粘りの無失点リレー実を結ばず
CS1st<ロ・ソ>8回、中村奨が三振に倒れガックリのロッテベンチ(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パCSファーストステージ第2戦   ロッテ1-3ソフトバンク ( 2023年10月15日    ZOZOマリン )】 前日の初戦に快勝し、クライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージ進出に王手をかけたロッテは15日、ソフトバンクとの第2戦に敗れ、1勝1敗の五分に戻された。16日の第3戦で負ければ敗退が決まる。
 今季ソフトバンクに3戦2勝、防御率1.80と得意にしている先発・西野がつまづいた。初回、1死二塁から近藤に左前に運ばれ先制を許した。3回は1死二塁で柳田を追い込むも、完全に詰まらせた打球が三塁・安田の後方にポトリ。さらに中村晃に中前適時打を浴び、計3失点。先発の役割を果たせず、この回限りで降板となった。

 打線も前日のようなつながりに欠けた。初回、ポランコの犠飛で同点に追いつくも、その後はソフトバンクの先発・有原を崩せず。メジャー帰りの右腕に、日本ハム時代の19年から8連敗中。今季も3戦全敗を許し防御率2.11と、苦手中の苦手にしていた。

 5回の攻撃前には円陣を組むも効果なし。6回は先頭の藤岡が右前打で出塁。続く角中のフルカウントからエンドランを仕掛けたが、結果は最悪の三振ゲッツー。わずかに見えた攻略への糸口が消えてしまった。

 西野の後を継いだ東妻、鈴木昭、中森、沢村による必死のリレーで、4回以降は無失点。それでも打線が救援陣の粘りに応えられず。有原からバトンを受けた藤井、松本、オスナの前に沈黙したままだった。ファーストS初戦に勝てば過去6度全て突破というデータが後押しするものの、後がなくなってしまった。

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