【関西学生野球】関大、京大に競り勝ち優勝に王手 決勝犠飛の岑「最後のチャンスだと」

2023年10月15日 13:50

野球

【関西学生野球】関大、京大に競り勝ち優勝に王手 決勝犠飛の岑「最後のチャンスだと」
京大ー関大 8回1死二、三塁から決勝犠飛を放った関大・岑 Photo By スポニチ
 【関西学生野球秋季リーグ戦第6節2回戦   関大2―1京大 ( 2023年10月15日    ほっともっと神戸 )】 関大が京大に競り勝って連勝し、2季ぶり40度目(旧リーグ)のリーグ優勝に王手をかけた。20日からの関学大戦で1勝すれば、勝ち点で並ばれても勝率で上回る。
 負けられない一戦で最上級生が力を発揮した。同点の8回、先頭の中井颯良(4年)が遊撃内野安打で出塁。次打者の有馬諒(4年)は死球で好機を拡大し相手投手のボークで二、三塁。1死後、5番の岑幸之祐(4年)が2ボールから決勝の中犠飛を放った。

 「好機で走者を還せていなかったので、最後のチャンスだと思った」

 この日は4回に右前打を記録したが、得点圏に走者を置いた2、6回はいずれも凡退していた。

 春季リーグ戦では、優勝まで「あと1勝」に迫りながら近大戦で勝利を奪えず逆転優勝を許した。以降、主将の有馬を中心に1勝の重みを意識しながら取り組んできた。

 「春悔しい思いをした。一つずつです」

 今秋を最後に退任する早瀬万豊監督と一日でも長く野球をするためにも、この秋は必ず勝ち切る。

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