落合博満氏 オレ流「ダウンスイング」の真実を解説「皆さん、誤解するだろうと思うけど」

2023年12月01日 17:00

野球

落合博満氏 オレ流「ダウンスイング」の真実を解説「皆さん、誤解するだろうと思うけど」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が1日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。
 寄せられた質問は打撃について。「落合さんが『理想はダウンスイング』とお話ししているのを聞いたことがあります。コースは高め、低めを問わず、全ての球をダウンスイング打とうとしていましたか?」というものだった。

 これに落合氏は「高めでも、低めでもバットの出所はみんな高い位置から低い方にダウンスイングしてくるということなので、高いからダウンスイング、低いからアッパースイングということはありません。バットの最初の軌道の出だしが高いということであって、ダウンスイングするのは高めも低めも同じような軌道を通るということ」と説明した。

 さらに「皆さん、誤解するだろうと思うけど」として加えたのが、「ダウンスイングというのは上から振り下ろしていくということではなくて、ある程度のところまで来ると体が回転するので、その回転軸と一緒にバットの軌道が回っていく、というようなことで考えてみてください」と、ダウンし続けるものではないと解説。

 「当然、低いボールになれば、高いところから出ていって、それより低ければ当然バットの軌道は下がってくるということが普通のバットの軌道のあり方」と前置きしつつ、「でも、基本的には高めも低めもバットはダウンスイングを心がけていました。実際の打ち方はダウンスイングになっているかどうかは別にして、気持ち的にはそういう風な考え方でバッティングはしていました」と現役時代の意識の持ち方を明かしていた。

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