ロッテ1位・上田から24年ドラフト目玉へ継承 明大・宗山が「10」お披露目「責任と重み」

2023年12月02日 00:20

野球

ロッテ1位・上田から24年ドラフト目玉へ継承 明大・宗山が「10」お披露目「責任と重み」
背番号10をお披露目した明大・宗山主将(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 侍ジャパン大学日本代表候補選手の強化合宿が1日、愛媛県の坊っちゃんスタジアムで始まった。来秋ドラフトの目玉で明大新主将の遊撃手・宗山は、ロッテ1位の上田前主将から引き継いだ背番号10を初披露。「まだちょっと10番に慣れていないですけど、責任と重みを感じています。伝統のある明治の10番にふさわしい行動をしたい」と意気込んだ。
 東京六大学リーグ現役最多の通算94安打で、高山俊(明大)が持つ131安打のリーグ記録更新が期待される好打者。この日は一日主将を務め「全国大会で当たるようなチーム以外にもすばらしい選手がたくさんいると、合宿では毎回、実感しています。1つでも多くのことを吸収したい」と意欲的だった。

 リーグ3連覇で迎えた今秋の東京六大学野球リーグ戦では優勝を逃した。主砲の上田、エースの村田がプロ入りし、最優秀防御率を受賞した蒔田が社会人野球へ進み、チームは大きく変わる。新チームから主将に就任した宗山。「自分たちに“ここが足りなかった”と痛感するような秋だった。優勝しようという思いがさらに強くなった。自分がキャプテンになって始めての春が来る。優勝するという強い思いを持ってやりたい。この冬、みんなで強い思いを持つことができればいい結果になると思う」と熱き思いを胸に秘める。

 遊撃手で大学No.1の守備力を備えながら卓越した打撃技術を持つ逸材。24年ドラフト最注目の「背番号10」がチームを、大学ジャパンをけん引する。(柳内 遼平)

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