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「奥川に投げ勝った男」151キロ右腕が現役引退 習志野出身、早大・飯塚が一般就職へ 惜しむ声相次ぐ

2023年12月01日 15:34

野球

「奥川に投げ勝った男」151キロ右腕が現役引退 習志野出身、早大・飯塚が一般就職へ 惜しむ声相次ぐ
早大・飯塚脩人投手 Photo By スポニチ
 東京六大学の早大野球部が1日までに4年生の進路を公表。習志野(千葉)で19年選抜準優勝、U-18日本代表入りも果たした右腕・飯塚脩人投手(21)が一般就職し、現役を引退することがわかった。
 高校時代は最速151キロを誇り、主に救援で活躍。19年選抜の2回戦では奥川(現ヤクルト)擁する星稜(石川)と対戦。2回途中から登板し、7回1/3のロングリリーフで無失点と好投。先発完投した奥川に「投げ勝った男」として話題になった。決勝では石川昂(現中日)を擁した東邦と対戦。0-6で敗れたが、鮮烈なインパクトを残した。

 同年夏も2季連続で甲子園に出場。2回戦で鶴岡東(山形)に敗れたが、投げっぷりの良さなどが高く評価され「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ」日本代表入り。救援として奮闘し、早大に進学した。代表のチームメートだった奥川や、佐々木朗(大船渡-ロッテ)、宮城(興南-オリックス)らは一足先にプロ入り。「持っているものが違う。別格。努力だけじゃ追いつけないと思った。でも努力して一歩でも近づけたら。4年間頑張ってプロに行きたい」と意気込んでいた。

 しかし、大学入学直後から度重なる右肩痛に悩まされた。リーグ戦は5試合の登板にとどまり、今年10月のドラフトに向けたプロ志望届も提出しなかった。

 ネット上では「センバツ準優勝の立役者、良い夢見させてもらいました、お疲れ様でした」「早稲田の飯塚くん引退しちゃうのか まだまだやれそうだけどお疲れ様でした」「プロで見たかった」「U-18での活躍は忘れません」「良い投手だったなぁ…」などと惜しむ声が相次いだ。

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