最速157キロでも「まだまだ…」 24年ドラ候補 法大・篠木健太郎「日本代表に」

2023年12月01日 22:12

野球

最速157キロでも「まだまだ…」 24年ドラ候補 法大・篠木健太郎「日本代表に」
東京六大学リーグを代表する豪腕・篠木(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 侍ジャパン大学日本代表候補選手の強化合宿が1日、愛媛県の坊っちゃんスタジアムで始まった。初日はフリー打撃、シートノック、ブルペン投球などが行われた。あす2日には紅白戦が予定されている。
 来秋ドラフト候補の最速157キロ右腕・篠木健太郎投手(3年)は「初対面の選手が多かったんですけど、非常に楽しく有意義な時間を過ごせたと思います。日本代表になりたい気持ちがあります」と意気込みを語った。

 10月7日に行われた東大とのリーグ戦では先発するも、右肩の違和感のため初回のみで降板。回復が心配されたが軽傷のため今回の強化合宿に間に合った。「年内に復帰できたことをプラスに捉えて、来年に向けて1つでも課題を解決していきたい」と復調を狙う。

 木更津総合(千葉)時代もプロ注目の存在だった。プロ志望届を提出せず東京六大学野球の法大に進学後は力強さが増した。2年生だった昨夏の大学日本代表候補合宿では自己最速の157キロをマーク。リーグ戦では通算33試合で165回1/3を投げ、8勝7敗で防御率2・40と実績を積み上げた。それでも「まだまだという所がある。ストレートはだいぶ良くなったんですけどゲームメークの部分で安定感に欠けている。そこにしっかり重きを置いていきたい」と課題を挙げ、エースとしてさらなる高みを見据える。

 今合宿では篠木の他にも国学院大・坂口、筑波大・国本、明大・浅利、仙台大・佐藤ら右のパワーアームが集結。「東京六大学の豪腕」として負けられない。まずは紅白戦で「剛球復活」に期待だ。(柳内 遼平)

おすすめテーマ

2023年12月01日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム