大谷翔平の代理人バレロ氏 韓国開幕シリーズ「間に合うと感じている」ライブBP見守り確信

2024年02月20日 08:20

野球

大谷翔平の代理人バレロ氏 韓国開幕シリーズ「間に合うと感じている」ライブBP見守り確信
大谷翔平のネズ・バレロ代理人 Photo By スポニチ
 ドジャース・大谷翔平投手(29)の代理人のネズ・バレロ氏が19日(日本時間20日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ地を訪問。大谷の今キャンプ初のライブBPを見届けた。
 同氏は「翔平から今日ライブBPに参加すると連絡がきた。ここまでの調整は予定通り。今日は大事な日になる」と右肘手術後、初めて実戦形式で投手の生きた球を打った大谷を見守った。

 そして、3月20日、韓国で行われるパドレスとの開幕シリーズに向けて「彼は状態が良く、韓国でのシリーズに間に合うと感じている」と出場できる可能性が高いとし「今日が大きな日。準備を整えるためには、これを積み重ねていかなければいけない。彼は何が必要かを分かっていて、私たちにはまだ時間がある。一歩ずつだ。ただ、いい方向に向かっている」とこの日のライブBPを皮切りに一歩ずつ、実戦へ向けて調整していくだろうとした。

 フィリーズのブライス・ハーパーも野手であるが22年オフにトミー・ジョン手術を受けたが、160日で復帰している。「翔平は9月3週目に手術を受けた。そこから見通しを定めることができる」とした上で「ただ、すべての選手、手術が異なる。ブライス・ハーパーがどんな手術をしたか、どんなタイムフレーム(目標達成までの期間)だったかも分からない。ドクターは同じでも、すべての手術が別物だ。回復も治療も異なる」と状態、復帰時期、すべて同じように進むわけでないと指摘。続けて「ただ、分かっているのは彼の状態がよく、反応もよく、そのおかげで準備を続けられている」と大谷の回復状況は順調と強調した。

 また、投手・大谷についても「(投球プログラムは)4月ごろにスタートだろう」と復帰プログラムに言及。「今年は投げないから、時間は十分にある。術後、16、17カ月だ。まったく急いでいない。彼は自分の身体と相談するが、(キャンプ中のキャッチボールは)ちょっと早すぎるだろう。おそらく韓国から帰った後の4月中ではないか」とキャッチボール再開は4月以降になる見通しとした。

 日本プロ野球機構(NPB)は来年3月19、20日の日程を軸に、メジャー開幕戦を東京ドームで開催する方向で大リーグ機構と調整を進めている。現段階で対戦チームは未定ながら、同氏は「来年、(ドジャースは)日本に行くと聞いている。MLBチームが日本に行く予定で、だとすればドジャースが行くのが理にかなう。北海道でエキジビションゲームが行われたら素晴らしいだろう」と壮大なプランを語った。

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